当院では、低身長や肥満、夜尿症といったお悩みに対するご相談も受け付けています。気になっているという方は検診時にお声をかけてくださっても構いません。必要に応じて専門医への紹介も可能ですので、お気軽にご相談ください。
低身長とは、同性・同年齢のこどもの平均身長と比べて、著しく低い、あるいは成長の速度が遅い場合をいいます。原因には、成長ホルモン分泌の不全、先天性の体質、甲状腺や染色体の異常などがあります。 ホルモン治療の場合、専門の医療機関にご紹介させてもらいます。
食事や生活リズムの乱れは、肥満のリスクが高いとされています。昨今、肥満傾向のお子さまが増加していることもあり、当院でも適切な食生活のアドバイスなどを行っています。 こどもとはいえ、高血圧や糖尿病といった、成人と同様の生活習慣病につながる恐れもあります。まずはカロリーの過剰摂取など、生活を正していくことから肥満を防ぐことが大切です。
5歳を過ぎて、月1回以上の頻度で尿をおもらしをしてしまう場合、医療用語で夜尿症と考えます。 子どもは寝ている時におねしょをしやすい条件が揃っており、例えば、尿意を感じても目が覚めにくい、膀胱の機能が未熟でたくさんの尿をためておくことができないなどです。それ以外に親子関係の欲求不満などの心因性の要因などが複雑に関係して夜尿症を起こすと考えられます。